けいこセンセ〜は 週に何日かは 外部クラスへ。ソダテルLABOとは別の教室も開催しています。
今日の課題は、「小さい絵」てことで、、デッサンなので〜ありました。
4歳からデッサンってできるんですよ〜
みんな素敵な絵が出来ました!
一部も二部もみんな がんばりました〜!
ということで、、、今日も素敵な絵が見れて〜幸せだな〜って思って片付けをしていると
『すいません〜〜!』
と慌ててやってきた1部クラスのママとYくん!
「あれ?どうしたの?忘れ物?」
聞くと なんでも 今日描いた絵が一枚なくなってしまったのだとか!?
いつも元気なYくんのほっぺには涙のあと!?
今日の課題は、4枚から6枚描いて 周りを切り抜き それを 色画用紙に貼り付けて作品にしていた。
Yくんも張り切っていっぱい描いていました。ところが!!そのうちの一枚が家に帰ってないことに気がついたらしい。しかもそれは 渾身の一枚で(なぜ、、それを わすれる!)年長さんのYくん、とにかくモチーフに描かれていた漢字を写し書いたのが自慢!!ということだった、、、、が、、、、ママに見せようと思ったら、、
ない、、、
Yくんは思い出した! 切り抜いた紙と一緒に、、ゴミ袋に捨ててしまったことを、、
「もう一枚描いたら?」と言うママの声にも耳を貸さずに、、、なんと、、もう、とにもかくにもの大泣きしていたのだとか、、
その姿をみて 途方に暮れたママ。捨ててしまったなら、もう、ないかもしれない。でもママは
「教室に行って もうなければ Yくんも諦めるかなって思って。」と 慌ててまた教室に戻ってきたというのだ。
2人して ゴミ袋をひっくり返して探すと、、、、
『あった!!!』
飛び上がらんばかりに立ち上がり喜ぶ、Yくんの手には、しっかりと、絵が握り締められていました。
見事!Yくんのいう通り、、ちゃ〜〜んと ゴミ袋にそれは ありました。
Yくんのもうそれはそれは、見事なドヤ顔!嬉しそうな顔!満足そうに、しっかりと握りしめていたその絵は
木のスプーンを描いた絵で、確かに、漢字で「屋久杉」って書いてある。
思わずけいこ先生は、、、言った
「ママ!!えらい!!すごいよ!!ママ!! 取りに来てくれてありがとう!!」
ママはびっくりした顔をしていたのだが、、無くしたと泣いたYくんもすごいけど、それにちゃんと付き合って戻ってきてくれたママに私は感動したのだ。。。。
そして、、、、けいこ先生は反省したのだった。
私が、、Yくんのママだったら、、この冬の寒い時期、夕ご飯時の忙しい時間。娘が泣き喚こうが、、「そんなもの!自分が捨てちゃったんだから 仕方ないでしょ!」と、娘に怒鳴ったかもしれない、、
いや、、そう言っただろう、、、
遠い目、、、
子どもの真剣な思いに、寄り添えることが大事なのは(仕事柄)わかっているけど日常生活の中で、(娘には)どれだけそれをやってこれたかなあ、、仕事ならやっているよ!!でも娘には?? う〜〜む。
いや、、やってこれなかったことの方が多いよなあ きっと、もう、、巣立ってしまった娘たちの子育てをやり直すことはできないけど、、反省は、しよう。。。ごめんね 娘たちよ。
自己肯定感って、こうした小さな積み重ねの中でできていくんだな。
「作品」は「自分」と同じ。アトリエでは 作った作品をとにかく 大事に扱うことを教えている。
作品を大事にすることは自分を大事にすること。
自分を大事にしなさい。と言葉で言うよりも 身を持ってYくんは、ママに(作品=僕)を大事にされているということを知ったのではないかなと思う。ゴミ袋の中から一緒になって必死に探すYくんとママの姿に、けいこ先生は感動したのでありました。
Yくん 絵があってよかったね。笑顔ありがとう!!
※肝心な、、渾身の一枚の写真を撮り忘れたことも、、、ただただ反省のけいこでした、、、